安さ重視!ドイツ系スーパーリドル!

主婦にとってスーパーマーケットは切っても切れない関係である。全国の主婦の方々に大変申し訳ないが、ネット活動や自宅警備に勤しみ日々堕落的な生活を送っているぽろちも一応、一介の主婦。スーパーマーケットとは仲良くやっていきたいものである。しかし、イギリスのスーパーマーケットにそれなりに歩み寄っているつもりではあるが、イギリスのソーセージに絶望し途方に暮れていた件もあり、完全に気を許すにはまだまだ時間はかかりそうだ。スーパーマーケットについて、調査を重ねる日々である。


イギリスでなかなかお目にかかれない、ドイツ系ソーセージを導いてくれたドイツ系スーパーリドル。リドルは世界中に約9300店舗を展開するディスカウントスーパーマーケットで、正式名称は「Lidl Stiftung & Co. KG」という。1930年代に創業し、ヨーロッパ中心に世界各国に拡大し、年々店舗を増やしている人気のスーパーマーケットだ。最大の売りは「安さ」らしい。


ぽろちと配偶者は普段リドルではソーセージしか購入しないため、あまり値段を比較したことはないが、確かに安い物は安いと思う。ドイツ系ソーセージの種類によっては£1しない。上の写真、スコットランドで'命の水'と呼ばれているアイアンブルー2ℓは、45ペンス。このような破格の値段は、他で見た事がない。


リドルの店舗のほとんどは、基本的に同じレイアウトらしい。缶の炭酸飲料を最初の通路に置き、アルコール飲料を最後の通路に陳列するスタイルだ。チルド品は店の背面の壁に沿って並べられる。通路が狭く陳列棚と陳列棚の間に余裕が無いため、買い物をする人は人の流れに沿って移動する他ない。少々残念だ。果物や野菜は通常店の最初の通路にあり、次にパンやケーキが並ぶ。


野菜や果物の価格は他の店舗よりも若干安価ではあると思う。しかし、安価故の代償もあり、あくまでぽろちと配偶者的視点だが、野菜や果物の質はあまり良いとは言えない気がする。お肉類は、通常のスーパーよりもはるかに安価。配偶者曰く、パンは美味しいとのことだ。


個人的にリドルで最大の難関は、このレジだと思っている。とにかく店内が狭い上にレジとレジの間にも余裕がない。リドルは常に混雑しているため、レジはいつも長蛇の列だ。また、レジは6レーンあるが、なぜかいつも2〜3レーンしかオープンしていない。そのため、かなり時間がかかる。


このドアも難関だ。入り口と出口がきっちりと分けられており、一度店内に入ると入り口からは出れない。店内が狭いため通行を良くするための対策だと思うが、例えば何も購入せず、店内を出るとなると、入り口からは出られず、出口から出ることになる。その出口もレジで通らなければ出れない仕組みとなっている。僅かな隙間やクローズ中のレジを通れば出れるが、運悪ければ購入しないと出れないようになっているのだ。ぽろちと配偶者はこのトラップに何度か引っかかり、その度に悲しい気持ちになるのだ。


少々他のスーパーよりも品揃えが劣る場合もあるし、トラップもあるが、多少は安価であるリドル。値段に拘りたい方はぜひリドルへ。ソーセージもよろしく!

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