場所はノルウェー王宮のすぐ北側、中心街から少し外れた所にあるものの徒歩圏内です。
オスロ老舗レストランということで、念のため、レストランのウェブサイトから予約して行きましたが、お客さんはほとんどいらっしゃらなかったですし、店員さんに予約の有無も一切聞かれませんでした。
入店すると、ピアノの上でリサイタル?をしているクマと、迫力満点のヘラジカがお出迎え。格調高いレストランというよりも、パブエリアもあるので、カジュアルなレストランといった感じでした。
お店は装飾品やインテリアの関係で雑然としているように見えますが、なにやら重厚な雰囲気がありました。
今回の目的は、何と言ってもトナカイのハンバーグ!トナカイを食べなければ、ノルウェーを語れません。ちなみにここはノルウェーなので当たり前ですが、メニューはノルウェー語。ノルウェー語に心得のないぽろちと配偶者は、事前にお目当ての料理の単語を調べていきましたが、最終的に店員さんに尋ねてメニューを決めました。店員さんは英語が通じます。
早る気持ちを抑えつつ、まずは北欧の蒸留酒アクアビットと、アイスティーで乾杯です。
アクアビットは、ジャガイモを主原料とした蒸留酒ということで、ポテト好きとしてはマスト、と思って臨んだのですが…。ストレートではかなりクセが強く飲みづらいです。香草で香り付けされているため、ズブロッカにも若干似ていますが、苦味というか渋みがありクリアな味ではありません。アイスティーは、安定のお味でした。
こちらが本日のメイン!トナカイのハンバーグ (Reinsdyrkaker)、208NOK。
トナカイのハンバーグは、一般的なあの普通のハンバーグのような肉々しさは一切無く、はんぺん?を思わせる柔らかさ。かなり淡白です。ぽろち的に、魚のすり身というか、イワシボールというか、なかなか微妙なお味。今まで食べた事無い、風味でした。お肉の臭みが強かったです。珍しい物を食べたな、という満足感はありますが、残念ながら、美味しかった!また食べたい!という気持ちにはなりませんでした。
ぽろちは、ラムのロースト (Urtemarinert lammefilet)、337NOKをオーダー。
普通の一般的なラム肉のはずなのですが、何故か美味しくありませんでした。マッシュポテトに助けられながら、頂きました。
一番ぽろちと配偶者が美味しいと感じたのは、サービスで頂いたポテトグラタン。
何故かサービスで大盛りポテトグラタンを頂きましたが、これがなかなか美味しかったです。ドイツで食べたポテトグラタンも最高でしたが、こちらもグットです!
番外編ですが、こちらがお手洗いです。一体どういうことなんでしょうか。連れション推奨おトイレなのでしょうか。
観光地からアクセスの良い、オスロの老舗レストラン Lorry Restaurant。オスロ料理を頂くには、良いレストランでした。しかし、オスロの物価の高さ、薄いコーヒー、慣れない料理達やお酒に、だんだん不安を抱きつつあるぽろちと配偶者でした…。
★★★☆☆(3/5)。
2 Comment
トイレ、本当に衝撃ですね。設計ミスかなんかのジョークなのか、本当に意味がわからないです
Replyトナカイ食べてみたいです。北海道でも鹿を食べたりしますが、見た目が似ているのでそんな感じかと思いきや、思ったより淡白なお味なのですね?ノルウェーレポート続きも楽しみにしています!
Rieさん、こんにちは!コメント頂きまして、ありがとうございます。
Replyおトイレには本当にびっくりさせられました…。何か理由があってのことなのだろうとは思いますが、どういうことなのかさっぱりです。意味がわかりませんよね汗
私もトナカイとしかのお味は似ているのかな…?と思っていたのですが、鹿の方が脂身があってジューシーだと思いました。トナカイはかなり淡白なので、好みがわかれるかもしれません。機会がありましたら、ぜひ挑戦してみてくださいね!
匿名でのコメントには、お返事できないこともありますので、御了承ください。