スコットランド・ハイランド・バスツアー。2.フォースブリッジ、ダンケルド、ピットロクリー。

先日の夏休みを利用して、1泊2日のツアー「LOCH NESS, FORT WILLIAM & THE JACOBITE STEAM TRAIN」に参加したぽろちと配偶者。本来であれば、レンタカーでハイランドを旅行しようかと思いましたが、ツアーでさくっと旅するのもいいかと思い、申し込みました。ぽろちと配偶者の「孤独のハイランドツアー」の始まりです!(旅の概要はこちら)。


集合時間は、8時45分にハイランド・エクスペリエンス・ツアーズ・オフィスとのことでしたが…。実際は、ロイヤルマイルにある、Burgers & Beers GrillhouseCafe Neroの前でした。セント・ジャイルズ大聖堂の隣にあたります。道路には、Highland Experienceと書かれたバスが何台か停まっていますので、すぐ見つかると思います。


ぽろちと配偶者が集合場所に到着すると、ちらほら日本人と思われる方々がいらっしゃいました…。最近はずっと外国人といるのが当たり前の環境だったので、日本人の方がいると安心感があるものの、何だか緊張してしまいます。

ドライバー兼ガイドのフランク氏に荷物を預け、フランク氏の自己紹介及び点呼をとって、予定通り9時に出発です!参加者は、日本人、アメリカ人、ドイツ人、オーストラリア人、ドヴァイ人…などなど、バラエティーに富んでいます。それに加え、寝坊して集合時間に間に合わなかった中国人が、途中で立ち寄るピットロクリー(Pitlochry)でピックアップされ合流するとか…。一体どういうことなんだか…。

てっきり大型バスを想像していましたが、バスは小さめで席が狭いです。おまけに運転手兼ガイドのフランク氏の運転が荒いので、バスが発車してから間もなく、ぽろちはバス酔いして終了状態に…。そして、ぽろちと配偶者の後ろに座っていた、1人で参加していると思われる日本人男性は、豊満でダイナマイトボディーの女性と座る事になり、窮屈そうで大変お気の毒でした…。

ロイヤルマイルから1時間弱走ったところで、最初の観光スポット、フォース鉄道橋(forth bridge)の到着です!


フォース・ブリッジは、2015年に世界遺産に登録されました。全長2.5kmの、見事な鉄橋です。大きいので、写真で全貌をとらえるのが非常に難しいです。

実はこのフォース・ブリッジの建設には、日本人の渡邊嘉一氏が監督役として多大な貢献をしたそうです。フォース・ブリッジはカンチレバー式と言われる、片側だけが固定されていて、その逆側にさらに通す橋に力が伝わらないように工夫されている設計なのですが、その原理を実演している写真が、なんとスコットランド銀行発行の£20札の右上に印刷されているんです。日本人がこんなところでも活躍していたのかと思うと誇らしいですね。


こちらがスコットランドの£20紙幣。右上の数字の20のところに見える三人の人影の内真ん中が渡邊嘉一氏だそうです。是非、スコットランドの£20紙幣をお持ちの方はご覧になってみて下さい。

ぽろちと配偶者がフォース・ブリッジの写真撮影に苦戦している間、ツアー参加者の日本人の方々がいつの間にか交流を深めており、早速皆さんで記念写真を撮っていました。孤立系夫婦のぽろちと配偶者は、もちろんその輪には入れず、そっとその場を離れました…。

ちなみに、ここは大事なトイレスポット。ぽろちは利用していないので、トイレの全貌は不明ですが、比較的綺麗そうに見えました。早速配偶者も利用…といきたいところでしたが、男性トイレは故障中。配偶者、いきなりの試練です。

バスに乗り込む際、オプショナル・ツアーのアンケートをうけました。内容は、ウィスキー蒸留所見学を £6でするか、ネス湖でボート周遊を £14でするか、を選びます。フランク氏によると、時間との兼ね合いで両方行ける保証がないようなので、希望者が多い方に行くとのこと。ぽろちは配偶者は、ネス湖のボートを希望しました。実はこれが、後にとても大事な選択だったと気付かされるのです…。


次の観光スポットは、ダンケルド(Dunkeld)です。The Hermitageという場所に、停車しました。


訳もわからず、川沿いのぬかるんだ道を1kmほど歩いて、Ossian's Hallという迫力ある滝を見ました。北海道の自然を見慣れているぽろちと配偶者的には、特に目新しさを感じませんでした。お城や史跡見学のほうがよかったな…という感想です。


ダンケルドを後にし、1時間弱走った所で、ピットロクリー(Pitlochry)に到着しました。


この町で、ランチです。メインの道路に沿って、お店が続いているシンプルな街並。


長距離ドライブで、多くのドライバーたちが立ち寄る町なんだと思います。ランチタイムは45分程なので、迷っている時間はありません。素早くパブのMcKaysを見つけて中へ入りました。


すると、それまで他のお店に入ろうとしていた日本人グループの方が、何故かぽろちと配偶者の後に続いてパブの中へ。


ぽろちと配偶者の行動を、何故か気にしているようです。心が、ざわつきました。


サンドイッチとスープのセットを手早く食べてバスへ戻ると、ツアー参加者の最後の1人であり、寝坊して集合時間の遅れた中国人女性が登場。悪びれもなく堂々としており、何だか拍子抜けしました。どうやらここまで電車で来たようです。そんなことってあり…??と思いつつ、バスは発車。ぽろちは再びバス酔いで終了状態、配偶者はのんきにチョコレートをもぐもぐ、後ろの男性は相変わらずダイナマイトボディーの女性に押しつぶされて、顔色が悪そうでした。

つづく。

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2 Comment
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ツアー懐かしかったです。私達のドライバー
ハワード、運転荒くて息子達が酔いました。次回も楽しみにしてます。

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野犬の母さん、こんにちは!ドライバーさんは、ハワードさんという方だったんですね。フランクと同様運転が荒いとは…。バスも狭い上に窓が開けられなかったので、バス酔いは相当なものでした。ご子息様達も、お疲れさまです。日本から参加されたのですか?読んで下さりありがとうございます。

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