まずはブラスチラバ城に向かうため、お城へと続く石畳の道を歩きます。この道はブラスチラバ城へと続く道ということもあり、確実に観光地であるはずなのですが、観光客は疎らで閑散としていました。ぽろちと配偶者が訪れた時期は、サマーホリデーシーズンから若干逸れていたかもしれませんが、それでもサマーです。ブラスチラバ城はあまり人気がないのでしょうか。
程なくして、ブラスチラバ城に到着です!
ブラスチラバ城は、街を大きく横切って流れる、ドナウ川沿いの丘の上に立っています。マリア・テレジアも、住んでいたとされる古城です。城の四隅に塔が立っている姿から、“upside-down table(ひっくり返したテーブル)”と称されているようです。現在、城内は、国立歴史博物館となっています。
振り返るとドナウ川が一望できます。
お城の近くには、小さなお土産屋さんがありました。
ぽろちと配偶者は、夏が苦手です。なのでサマーど真ん中の観光を避けて旅行に来たつもりでしたが、甘かったです。中央ヨーロッパの真夏を、完全に舐めていました。突き刺さるような暑い直射日光に完敗したぽろちと配偶者は、観光もそこそこに、予約していたレストランへと避難しました。
訪れたレストランは、Modra Hviezda。
ウェブ上では、とても評判が良く、隠れ家的レストランということでしたが…、実際はブラスチラバ城へと続く道の途中にある、全く隠れていないレストランでした。
一見こぢんまりとして見えた外見でしたが、中は意外にも広く、席数も多いです。洞窟のようになっている場所もありました。
まずはドリンクから。配偶者はスロバキアのビール。ビールは良く冷えたラガービールで、夏にぴったりです。
ぽろちは、最近スロバキアで人気らしいレモネードをオーダーです。
今まで飲んだことがないタイプのレモネードでした。と言うのも、ぽろちがこれまで飲んだレモネードは、大抵甘みが重視のものだったのですが、こちらのレモネードはまさにレモン!レモネードというよりも、完全にレモンです!酸っぱい!しかしこの酸っぱさが、癖になります。すごく美味しかったです。
ぽろちと配偶者の旅行の楽しみは、何と言っても食事です!昼食にぽろちは、スロバキアの伝統料理であるBryndzové Halušky。
じゃがいものニョッキに、羊のチーズがかかっています。羊のチーズは独特のクセがありますが、ぽろちはとても好きな味でした。塩気が強いのでかなりしょっぱいですが、ニョッキもチーズも大好きなぽろちには、大満足でした。量が多いのが、難点です。
配偶者は、Game caserole with homemade bread dumplingをオーダー。
鹿肉のワイン煮込みです。味付けはやや甘めで、お肉はとても柔らかいです。こちらも鹿独特の風味がありますが、美味しく頂きました。
最後は、スロバキアのお酒、Bentiannaを頂きました。
ハーブとはちみつがベース、とのことでしたが、実際の飲み口は、梅酒やグズベリ酒などの果実酒に近いお味でした。
店員さんは、英語が通じますし、とても親切でした。お店の雰囲気も良く、お料理もとても美味しいので、ブラスチラバ城観光の際は是非、Modra Hviezdaに立ち寄ってみて下さい。口コミ通り、良いレストランでした。
★★★★☆(4/5)
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