まずは連日のこってりな洋食系にすっかりヤられた胃袋を、和食にシフトするため、朝食をホテル付近のスーパーDelhaizeで購入した、お寿司で済ませました。
…何これ超美味しい。先日ご紹介した、イギリス王室御用達と言われている、waitroseのお寿司とは全く比べ物にならない、ベルギースーパーのお寿司のレベルの高さに、ぽろちと配偶者は衝撃を受けました。
これがスーパーのお惣菜…?ヤバい、スーパーのお惣菜にも、本気を出してくるベルギーヤバい…。
すっかり気を良くしたぽろちと配偶者は、開店と同時に麺真Memmaに到着すべく、綿密なスケジュールを練り、地下鉄とトラムを乗り継いで、早速現場に突入。場所は、グランプラスから遥か南東、交通機関を乗り継いで2、30分の所にあります。
こちらが、今回の舞台である麺真Memma。
2014年10月にオープンされたという、比較的新しいお店です。わずか2年弱でベルギーの頂点に上り詰めた、麺真Memma。果たしてお味は如何に?ぽろちと配偶者は期待と不安を抑えつつ、暖簾をくぐりました。
開店と同時に現場入りしたため、写真ではお客さんはいらっしゃいませんが、ぽろちと配偶者が帰宅する頃には、日本人はもちろん、外国人のお客さんも、多くの方が来店され混雑していました。
笑顔のスタッフさんに案内されたぽろちと配偶者は、まずはカウンター越しの、奥の厨房で黙々と励むマスターに挨拶。海外ではできない、視線を交わしただけで、十分に分かり合える挨拶…。さも常連客のような図々しい振る舞いで、視線を軽く合わせるぽろちと配偶者に、マスターは微かに口元を上げました。美味しいラーメン、期待しているよ!
ぽろちと配偶者が訪れたこの日は、マスターを含め、スタッフさんは4名。お水を持ってきて下さったスタッフさんに、御目当てのラーメンをオーダーして、その時を待ちます。
そしてついに、ぽろちの前に運ばれてきたのは、塩ラーメン。
美味しい。塩ラーメンにしては、程よくこってり気味でしたが、後に引かないので、胃もたれせずに頂けました。海外でこのお味、相当なレベルだと思います。麺はベルギー産の小麦粉を使用しているとのことですが、特に違和感もなく、至って普通のラーメンです。美味しかった!
配偶者は、ゆず塩ラーメン。
ここで変化球を投入してきた、配偶者!ゆず塩ラーメンも塩ラーメンも、あまり見た目は変わりませんが、スープを一口すすると、あっさりとしつつもコクのある味に、追いかけるように爽やかなゆずの香り。塩ラーメンとはまた違った、さっぱりとした美味しさを楽しめました。
もちろん、炭水化物は炭水化物で〆るに限る!メンチャ飯をすかさず食らう!
メンマとチャーシューのコラボ、これまた美味しいです!
日本から遠く離れたベルギーでも、レベルの高いラーメンを提供してくださる麺真MENMAさん。感激の一杯でした。
しかし…少々気になる点が。終始、スタッフさん同士が雑談しているのが気になりました。もちろん和やかにお話するのは問題ないのですが、調理しながらおしゃべり、手が空いた時もおしゃべり、手が空かない時もおしゃべり…。入店から退店まで、スタッフさん同士、ずっとおしゃべりをしていたので、少々微妙な気持ちになってしまいました。
少し複雑な気持ちに包まれつつ、ぽろちと配偶者は、2軒目のラーメン屋さんを目指して出発したのでした。
★★★☆☆(3/5)
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