ロンドンラーメン巡り。3. 麺屋 佐助 (Ramen Sasuke)。

ロンドンでSHORYUのとんこつラーメンと、麺屋一点張 (Ittenbari Japanese Fine Ramen and Sushi Bar)のラーメンを堪能した、ぽろちと配偶者。最後のラーメンを飾るのは、麺屋 佐助 (Ramen Sasuke)


麺屋 佐助は、今は亡きロンドン三越にあったMitsukoshi Ramen Barというお店が移転し、名前を変更して再出発したラーメン屋のようだ。ぽろちと配偶者のリサーチによると、麺屋佐助が1番の期待店。ムール貝など魚介を中心にダシをとったスープに加えて、ロンドンでは珍しいつけ麺を提供しているラーメン屋だ。

場所は、ラーメン店がひしめくソーホー(SOHO)地区。Great Windmill Streetに面している。営業時間は昼の部(12:00-15:00)と、夜の部(18:00-23:00)が分かれている。麺屋一点張りで2食目のラーメンを食したぽろちと配偶者は、その足で麺屋 佐助に向かった。


時間は、17時55分。夜の部の開店前ではあるが、既に数人のお客さんが並んで今か今かと待っていた。お店の外から1枚パシャリ。


お店のマスコットなのか、忍者のキャラクターが見下ろしている。
 

ぽろちと配偶者は、夜18:00の開店と同時に入店。店内は、こじんまりとしており、木を基調としたウッディー感溢れる雰囲気だ。開店と同時にお客さんが続々と入店したため、ものの数秒で店内は満員となった。エディンバラへと帰る飛行機が迫っていたため、18時30分にはお店を後にしないといけないぽろちと配偶者。即座にメニューを決断し、注文!

ちなみに店員さんは、日本人の方もいらっしゃるのかもしれないが、全て外国人だった。そして何故か、厨房が無い。地下にあるのかもしれないが、食用のエレベーターからラーメンが運ばれてくるのだ。何だかすごく不思議な気持ちだった。

まずは、ぎょうざ。


配偶者はやや塩気が強いと感じたらしい。マズくはないが、ぽろち的には非常に悲しいぎょうざだった。焼きたてといったものではなく、レンジでチンしてきました的な食感。冷凍のぎょうざを使用したのか、それとも事前に焼いたぎょうざを提供する前にチンしたのかは不明だが、メリハリがなく、具がスカスカで柔すぎるぎょうざだった。

そして、配偶者は、つけ麺。


つけ麺ファンでもない配偶者が、ロンドンでつけ麺が食べたい!と言い出し、セレクト。麺は、極太で歯ごたえがある。つけ麺初めてのぽろちには、残念ながらこの極太麺は受け付けなかった。つけ麺ファンの方には申し訳ないのだが、何だかゴムゴムしい食感で苦手だと感じてしまった。ちなみに配偶者は、期待していた麺であったようだ。しかし、問題は、スープ。これがめちゃめちゃしょっぱいのだ。塩気が先にでてしまい、魚介の風味も感じることができない。茹でた後冷たい水で〆た麺が、熱いスープに浸かり、どちらもぬるくなって口に運ばれるという中途半端な温度感も×。極めつけに、ゴムのようなチャーシュー。配偶者はつけ麺を頼んだ事を酷く後悔したようだ。

ぽろちは、スペシャル醤油ラーメン。


スープは、かなり魚介の出汁が効いている。醤油ラーメンとのことだが、非常にあっさりしているので、口に残らないのが良かった。ただ、醤油というよりも、アサリのお味噌汁を飲んでいるような気持ちになった。何故醤油ラーメンとして売り出したのかはわからないが、別に醤油でなくても良かったのでは…と感じた。ちなみに少し許せなかったのが、このチンゲンサイのような野菜。ラーメンにチンゲンサイが添えられている写真は、某ファミレスで見た事があるのだが、なんだかしっくりこない。チャーシューやメンマの置き方も随分雑に感じたし、ラーメンの心を忘れてしまったのでは…と疑いたくなった。1つ合格点があるとするならば、配偶者がゴムのように感じたチャーシューは非常に柔らかかった。

食べ終えて思ったのは、期待し過ぎては駄目だということ。事前に調べていた情報から、ぽろちと配偶者は、麺屋佐助に期待し過ぎてしまったようだ。特につけ麺にはがっかりであった。

今回、ロンドンでは5時間の間に3軒のラーメン屋をまわり、ぽろちと配偶者合わせて計6杯のラーメンを食すことができた。どのラーメンも、エディンバラでは食べることができない高水準のラーメン達に、ぽろちと配偶者の胸は常に高鳴っていた。僭越ながら、順位を付けさせてもらうと、ぽろちのベストラーメンは麺屋一点張の塩ラーメン。配偶者のベストラーメンはSHORYUのこってり博多とんこつである。

1つ気になった事は、サービス料だ。SHORYUと麺屋佐助はサービス料がメニュー表の価格には含まれておらず、お会計にプラスされるシステムであった。麺屋佐助はお会計時に事前に了解をとってくれたが、SHORYUは予め説明も無く、当たり前のようにサービス料を加算した料金を提示された。エディンバラにももちろんサービス料はあるが、これまでぽろちと配偶者が利用したレストランでは、ほとんどメニュー表の価格に含まれている場合がほとんどであった。説明がある分には何も文句は無いのだが、サービス料になれていないぽろちと配偶者には、SHORYUの対応は不親切だなと感じた。

しかし、ロンドンのラーメンはまだまだこれだけでは終わらない。ぱんぱんのお腹をさすりながら、空港へと向かうぽろちと配偶者は、次回はよりアグレッシブにロンドンのラーメンに挑もうと決意を新たにした。ぽろちと配偶者のロンドンラーメンへの挑戦は、まだまだ続く!

★★★☆☆(3/5)

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