スコットランド・ハイランド・バスツアー。7. ジャコバイト号蒸気機関車に乗車!

1泊2日のツアー「LOCH NESS, FORT WILLIAM & THE JACOBITE STEAM TRAIN」に参加したぽろちと配偶者は、いよいよこの旅のメインイベントの1つであるジャコバイト蒸気機関車に乗車です!(旅の概要はこちら)。


朝は、ホテルの前でドライバー兼ガイドのフランクの運転するバスを待ち、出発です。


ホテル前でバスを待っていると、同じ並びにあるB&Bでは、ツアーの参加者のほとんどの方が待っており、楽しそうに談笑していました。カレドニアンホテルに泊まったのは、ぽろちと配偶者のみ。初っ端から色々と出遅れてしまい、周囲の輪には入れず、ことごとく孤独を貫き通すこととなりました。みなさんが徐々に作り上げる連帯感と団結力とは無縁の、何とも言えない微妙な気持ちで出発です。


ジャコバイト号に向かう途中、綺麗なロッキー湖(Loch Lochy)で休憩。ぽろちと配偶者の写真の技術が乏しいので、素晴らしさをお伝えできないのですが、山が穏やかな湖に綺麗に反射していて、曇りでも思わずため息をついてしまうような、素晴らしい景色でした。


2時間弱走ったところで、フォート・ウィリアム(Fort William)駅に到着です。今日はこのツアーのメインイベントの1つ、ジャコバイト蒸気機関車に乗車です。ジャコバイト号は、あの映画「ハリー・ポッターと秘密の部屋」で、魔法魔術学校行き「ホグワーツ・エクスプレス」として登場した列車です。


ドライバー兼ガイドのフランクは、ツアー参加者を鉄道の中まで案内。1st Classの席を期待していたのですが、なんとスタンダード席でがっかり。ツアーの概要には、ただ「ジャコバイト号乗車」と書いてあるだけで、席のランク等を全く教えてくれませんでした。実はぽろちと配偶者は、ジャコバイト号に乗車するのは、今回が2回目。2回目なのでまあ…と思うものの、席の説明もなしというのはどうなのかな…と思います。せめて、追加料金支払えば、1st Classに乗車できるというシステムを作ってもらえたらいいなと思います。


ツアー参加者で、1両を貸し切りです。ボックスシートでドイツからきた老夫婦と相席となりました。


10時に乗車しましたが、10:15分発との事なので、慌てて列車の先頭で記念撮影。ツアー客だけでなく、他のお客さんも沢山いたので、うまく写真をとることができません。機関車によじ上っている人までいました。ドヴァイの方達もグイグイ来たので、もう完全にお手上げ状態でした。二人で撮影した写真には、多くの人が写っている始末。これでは誰と撮っているのか、わかりませんでした。

列車は10時15分ぴったりに出発。フォートウィリアムから、グレンフィナン(Glenfinnan)駅を経由し、マレイグ駅へと向かいます。この列車のハイライトは、何と言っても世界最古のコンクリート・アーチ橋、グレンフィナン高架橋です。列車がこの橋を渡る様を写真に収めたい、と配偶者は列車内をふらふら。なぜなら、客室の窓が上の部分がほんのちょっとしか開かない仕組みだったのです。ハリーポッター達が乗っていた1st Classの席じゃないともう無理なんじゃないの…とぽろちは諦めムードだったのですが、絶対窓が全開になる場所があるはず、と配偶者。しばらくして配偶者が戻って来て、ささやきます。「見つけた、行こう!」


着いていくと、そこは列車と列車の連結部。ここの窓が全開になるようです。


実際に開けてカメラを構えると、木の枝がバシバシ当たって、これがなかなか危険。ですが、ここがまさにベストポジション。進行方向から向かって左側に陣取ってその時を待ちます。10時50分。列車が走り始めて35分後、その時は訪れました。

グレンフィナン高架橋です!


夢中でシャッターをきるぽろちと配偶者!

大満足です。満足のいく写真が撮ることができました。途中、他の人が来たら交代してあげようと、準備していたのですが、1人のおばさんが通りがかりにシャッターと2、3回きっただけ。皆さんあまり興味ないのか、シャッターチャンスの場所を知らずにやり過ごしてしまったのか、ちょっと拍子抜けしてしまいました。ここがこの旅の山場だったはずなのですが、、。


高架橋を過ぎたら、すぐにグレンフィナン駅に到着です。20分程停車です。


列車中央にはお土産屋さんの車輛がありました。


ハリーポッターグッツが沢山売っている、という訳ではありませんでした。


ちなみに、以前、ぽろちと配偶者が乗った1st Classはこのような感じでした。


12時30分過ぎにマレイグ(Mallaig)に到着。次回はマレイグにて昼食です!


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2 Comment
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私達のツアーは前日から2択を迫られていました。フォートウィリアムから乗車するか、グレンフィナンまでバスで移動して、ベストポジションから自分たちが乗る列車の写真を撮ってから乗車するか。後者は慌ただしそうですが、小さな子供のいる家族連れやお年寄り以外は皆後者のはずでした。しかし!誰がどちらを選択するかの確認もせず、フォートウィリアムでアナウンスすることもなく、黙ってバスに移動して、着いてきた客だけを乗せて出発したドライバー、ハワード。人でなしでした。グレンフィナンで我が家が写真を撮り終え息を切らせて乗車したら、カナダ人一家が、いつ出発したの?ありえないわ!と軽くパニクっていました。イギリスの常識なのか、ハワードの怠慢なのか、ぽろちさんやご主人の見解を伺いたいと思います。是非!それにしても良い写真が沢山とれていてさすがです。うちの主人は「連結部分に行ったけど、窓が開くとは思わなかった!」と申しております。車両の中からはろくな写真がありません(泣)

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野犬の母さん、いつもコメントを下さりありがとうございます!やはりガイドによって、様々な問題が出てくるのですね…。我がドライバー、フランクの指示には色々とやきもきさせられましたが、野犬の母さんのドライバー、ハワードの行動にはかなり驚かされます。というか、アナウンスもなく黙って行くなんてありえないですね!信じられないです。しかも旅の一番のメインのジャコバイト号の時に、こんな仕打ちをされるなんて…本当に大変でしたね。お疲れさまでした。写真は、運もあって何とか撮れたのですが、まだまだ修行しなければならないので、そのうちリベンジしたいなと思っております。

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