日本人スタッフに感謝!Wagamama。

wagamama。日本ではそれを、「したい放題している様」を指しますが、このイギリスでは、とある日本食レストランの名前として使用されています。週末ともなれば、多くのカップルや家族連れでにぎわい、常にお店は大繁盛!連日予約で一杯だそうです。あまり料理には期待できないし、美味しくないとわかっているものの、ついつい好奇心旺盛なぽろちと配偶者は、イギリスの日本料理チェーン、wagamamaにチャレンジします!


wagamamaは、1992年に香港人のアラン・ヤウ氏によりロンドンでスタート。現在では、UKだけではなく、オーストラリア、トルコ、オランダ、アメリカにまで展開しているワールドワイドな、日本料理レストランです。

ぽろちと配偶者が行った場所は、プリンセス・ストリート(Princes St.)の西側のウェスト・エンド(West End) エリアから、南北に伸びるロジアン・ロード(Lothian Road)沿いにあります。

ぽろちは以前から「美味しくなくても一度は行ってみたい」と配偶者に訴えていました。しかし、エディンバラに住み始めた当時に行った配偶者は、その時に食べた味噌ラーメンで撃沈した経験があったので、ぽろちのリクエストを却下し続けていました。味噌ラーメンとは名前ばかり、ただのみそ汁に浮かぶコシの無い麺が、配偶者の足をwagamamaから遠ざけさせていたようです。

しかし、そろそろ時効ということで、配偶者から許可が下りた次第です。


日曜の夕方ということもあって、予約無しですんなり入ることができました。席に着くと、親切なスタッフさんに「何処から着たんですか?」と聞かれたので、「日本です」と答えると、途端に流暢な日本語で「僕は日本人とのハーフです!」と話してくれました。ぽろちと配偶者は単純なので、日本語にテン上げです!しかも、その後にオーダーを聞きに来て下さった女性スタッフさんが、なんと日本人!!一気にトークが弾み、日本語がガンガン飛び交います!これは嬉しい展開です。


お水と緑茶を頂きました!

その日本人スタッフさんは、ぽろちと配偶者に「wagamamaは日本人にとってはあまり口に合わない日本料理が多いけど、それでも食べられるメニュー」を、親切に一品一品解説して下さいました。とても頼もしい方だったので、ぽろちと配偶者は完全にお任せ状態!


日本人スタッフさんおすすめで、まずはスターターにチリ・スクィード(ピリ辛イカフライ)をオーダー!


美味しいです!サクッと衣が上がっていて、海外で食べる和食とは思えません。イカもとってもやわらか。何も問題ありません。しいて言うなら、スパイシーさが足りないかな?といった感じです。辛い物好きのぽろちは、一味や唐辛子オイルを加えて食べました。


続いて、メインに焼きそば。


「このまま食べると美味しくないので、私が開発して調合した特別なソースを持ってきますね」と言って下さった日本人スタッフさんが、ご自分で開発されたソースを持って来て下さいました。このソースは、通常は提供されていないようで、完全オリジナルだそうです。本当に、有り難いです。


仄かに甘いソースを焼きそばに絡めると、ソース焼きそば風味になり、食べやすくなりました。麺は頼りなく短いし、麺といった感じがしませんが、日本の焼きそばではなく、アジアの焼きそばと思えば、大丈夫でした。

最後に、照り焼きどんぶりです。


ご飯物なら失敗しないはず、と思って、オーダーしました。当初は、チキンではなくビーフにしようかと思っていましたが、日本人スタッフさんに「ビーフはステーキ的なものではなくて、コンビーフみたいなもので期待したものとおそらく違うからチキンの方がいい」 と教えて頂いたので、チキンにしました。こちらも、よく混ぜます。


ソースとご飯を絡めて食べます。お米は普通。ただ、お味は南国風で、不思議な風味でした。お味噌と黒糖が入っているのかな?やや甘めです。日本の雰囲気は全く感じられませんでした。ただ、これはこれでアリかな…。

親切な日本人スタッフさんのお陰で、ぽろちと配偶者はwagamamaで撃沈することなく食事を楽しむことができました。また、ぽろちと配偶者が行ったwagamamaだけかもしれませんが、このお店のスタッフさんは皆さんとてもフレンドリーで親切。丁寧な接客で、気持ちの良い雰囲気だったと思います。スタッフさんのやる気と本気をバチバチ感じました。人気の秘密は、スタッフさんが大きいかもしれません。日本人のぽろちと配偶者には、お料理はそこまで響きませんでしたが、工夫や美味しくしようという意欲を感じました。全体としてお店の雰囲気はすごく良かったと思います。

★★★☆☆(3/5)


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