9月のアイツ。

9月は、ぽろちと配偶者にとって戦いの月でもある。


ぽろちと配偶者宅では、ほぼ毎日のように何らかの虫が発生する。イギリスの建物は古く、200年以上前に建築された建物がザラである。石造りの建物が主流であり長持ちすることや地震が滅多に無いことから、古い建物を壊す必要がないらしい。ぽろちと配偶者のフラットも、1800年代に建築されたようだ。

ちなみに外観は古いが、中は改装しながら住んでいるため、そこまで古さは感じない。しかし、いくら綺麗に保とうとしても、根本的な問題が解決されないため、色々と問題がある。その一つに、蜘蛛などの虫が発生することが挙げられる。

ヤツらはどこから涌いてくるのか、予想もできない場所に突如現れる。基本的にバスルームで遭遇することが多いのだが、居間や寝室の天井などに現れ、長い足を駆使して存在をアピールしてくる。また、ごく一部の身の程知らずの勇敢なヤツらは、堂々と廊下を闊歩して居間に入場する事もある。まるで、ぽろちと配偶者が虫が苦手なことを知っているかのように、挑発的な態度で蜘蛛の巣を作るヤツらもいて、正直毎日が気が気でない。

実は、イギリスの9月は最も蜘蛛が発生する月だそうだ。

その言葉通り、今月は巨大な蜘蛛に何度も遭遇した。もちろん、9月以外でも蜘蛛をしょっちゅう見かけたが、それはとても小さく赤ちゃんのような蜘蛛だったため、それほど動揺せず冷静に対応できた。もちろん、赤ちゃんの大きさであろうと蜘蛛は嫌いで気持ち悪いと思うが、ダイソンという掃除機が側にいる限り、取り乱さず対処出来るのだ。掃除機でヤツらの息の根を止めさえすれば、無敵である。

しかし、そのダイソンすらもおののいてしまうのが、9月である。巨大な蜘蛛が、ぽろちと配偶者をあざ笑うかのように、正面切って勝負を挑んでくるのだ。昨年の反省を生かして色々と対策を練ったものの、あらゆる手で突破してくるヤツら。最後の手段としてゴキブリホイホイならぬ、蜘蛛ホイホイ的な殺虫剤でも購入しようかと思ったが見つからず、泣く泣くダイソンで応戦している。

まあ、見事抹殺しても、今度は吸った蜘蛛をゴミ箱に捨てるという、地獄の始末が待っているので、もう…生かすも殺すも絶望しか待っていない。

9月も、残り数日。蜘蛛の逆襲に怯えながら、ぽろちと配偶者は何とか生き延びる術を模索中だ。もし、蜘蛛を滅する方法や、蜘蛛専用の殺虫剤を知っている方いらっしゃれば、ぜひ教えていただければ幸いだ。


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2 Comment
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はじめまして、エディンバラ在住のものです。とても楽しいブログですね。あとでレストラン情報などまた読みにきますね。��
蜘蛛自体は益虫で、他の虫を食べてくれるからあまり殺さないほうがいいと聞いたことがあり、私は虫嫌いなので見かけるとぽろちさんと同じように掃除機で吸っちゃうんですが、旦那は捕まえて庭に逃がしてます。
あと、LakeLandというお店に売っているSpider Stopperというスプレーを使うようになってから、うちの中に入っている蜘蛛が減った気がします。ものすごく強力な殺虫剤ではないですが、よかったらお試しください。

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ちょこさん、はじめまして。ブログ読んで頂きありがとうございます。そしてコメント下さり重ねてお礼申し上げます。エディンバラ在住の方からコメント頂けると、大変励みになります。

スプレーの情報、ありがとうございます!早速チェックして購入してみますね。蜘蛛に遭遇しないか毎日ヒヤヒヤなので、大変助かります。

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