アートは不明!The Scottish National Gallery of Modern Art。

エディンバラの美術館といえば、プリンセスストリート沿いにある、National Galleries of Scotland。数々の美術品を無料で観られるのももちろんのこと(一部有料)、スコッツモニュメントやエディンバラ城を見上げながらカフェでゆったりできるのも一つの魅力。しかし、エディンバラにはこの他にも美術館があります。今回は、The Scottish National Gallery of Modern Artに行って来ました。


場所は、観光地からはやや離れたところにあります。Princes Streetの西のWest Endエリア、つまりHaymarket駅方向に進み、Palmerston Placeで右折、そのまま真っすぐ道なりに進んで橋を越えた所にあります。大体徒歩で20分程でしょうか。バス(Lothian Bus)だと13番バスの路線です。

年中無休で朝の10時から夕方の18時、もしくは19時までオープンしています(曜日によって異なります)。美術館は二つあり、道路を挟んでOneとTwoに分かれています。入場料は、特別展示を除いて無料です。


ぽろちと配偶者は芸術に関しては全くの無知なので、イマイチ美術というものがわからないのですが、 Oneの敷地の入り口に存在する謎の作品に導かれ、入ってみた次第です。この作品、夜に遭遇したら怖いですね…。


とりあえず気軽に美術館に来た、ぽろちと配偶者。敷地内にこちらの建物があったので、何か展示物があるのかと思いとりあえず入ってみましたが…。

中には、優しそうな芸術家風の男性が1人。「これは絶対まずいヤツだ…」と咄嗟に思ったぽろちと配偶者は退散しようと試みますが、既に遅し。ぽろちと配偶者に気付いた男性は、突然画用紙とスタンプを指差して「やっていかない?」と一言。彼は、東京の美大に留学していたそうで、日本語もなかなかお上手。さらにぽろちの故郷である北海道を褒めてもらってしまったので、もはや断れる雰囲気でもなく、ぽろちと配偶者は導かれるまま参加。現在美術館では、あの騙し絵で有名なエッシャーのエキシビジョンが行われており、それにちなんだ企画「実際に体験してみようのコーナー」を催しているそうです。

「画用紙にスタンプを自由に押してみて」と言われたのでとりあえず黙々とやってみましたが、絵心なしで中学生の頃美術3だったぽろちには、こういった画用紙1枚のみで己の感性を試す企画は酷。一気に脇汗や色々ヤバい汗が噴き出しながら、無心でスタンプを押し続けてできた作品がこちら。

(上がぽろち作)                   (下が配偶者作)

なにやら、性格が出ています。「よくできましたねー」と満面の笑みで讃えられ、もう汗がやばい!と脱出。

建物の中ですが、ぽろちと配偶者は全くの無知。絵画や彫刻がメインのようですが、さっぱりなのでダイジェスト版でお送りします。


出ていった汗の分、何か水分をとらないと…、地下のカフェで一休みです。


中にはケーキがたくさん!


配偶者はアメリカーノ、ぽろちはオレンジジュース。


ベルギーチョコのブラウニーとベリーのケーキ。

これはなかなかクオリティーが高く、期待していなかっただけにとても美味しかったです。ボリュームも満点で、また食べたいと思わせるお味でした。


お土産屋さんも、なかなか充実しています。可愛いなぞのぬいぐるみやミッフィーちゃんを発見!

続いて道路を渡って、もう一つの建物Twoへ。


Twoでは、エッシャーのエキシビジョンが催されていました。エキシビジョンでは、写真撮影は禁止。エッシャーの騙し絵の数々に頭がクラクラしたので、退散しました。

The Scottish National Gallery of Modern Artは、ニューヨークのMoMAやパリのポンピドゥーと比較すると規模が小さく、また面白おかしいキャッチーな作品もなく、ぽろちと配偶者には少々取っ付きにくいな、と感じました。

しかし、美術館はエディンバラの喧騒から逃れた場所にありますので、休みの日に、ふらっと足を運んで、散歩をしたり、カフェでお茶、というのも良いかもしれません。静かな午後を過ごせました。

★★★☆☆(3/5) 

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