「エディンバラにいても日本食には妥協したくない！クオリティーを追い求めたい！」という方は、T.K online、らいすわいんやジャパニーズセンターなどといった通販を利用するのも１つの選択肢である。ぽろちは利用した事ないが、イギリスならどこでも配達してくれるようだし、送料は少々お高めだが日本の食料品を手に入れられるならば安いものだろう。しかし、エディンバラで日本食が全く購入できないわけではない。数軒程、中国人などが経営するチャイニーズスーパーがあり、そこに選択肢は少ないが日本の商品が販売されている。
エディンバラのチャイニーズスーパーの１つである、星光便利というお店を紹介したい。エディンバラには2店舗あり、ぽろちと配偶者は、プリンセスストリートの東端からニコルソンストリートを南下したところにあるお店 (25-29 Clerk Street EH8 9JH)を利用している。営業日は月曜〜金曜10:00-20:00、土曜11:00-20:00、日曜11:00-19:00とのこと。なんと、先日ご紹介したアンティークが並んでいるカフェAnteaquesの隣である。
こちらのチャイニーズスーパーは、他のお店よりも新しく、広くそして清潔感がある。また、親切な若者のバイトスタッフが常に2〜3人程いるので、利用しやすいお店だ。
ウェブサイトにも力をいれているようで、お店に行かずとも商品のラインナップがわかる。また、お店から７km範囲内であれば、３０ポンド以上購入でデリバリーサービスがあるようだ。
店内に入ると、まず、目の前にはお米が陳列されている。
お米は、種類は少ないが一応日本米がある。下段にある「ゆめにしき」は、普通に美味しいので、絶対日本米が食べたい方はぜひ購入しよう。また、写真にある「NISHIKI」も美味しい。こちらはテスコでも購入することができる。
お米コーナーの左側には、醤油やソース、出汁やふりかけといった調味料が陳列されている。調味料は選択肢は少ないが、料理の基本となるものは購入できるので、絶対この調味料でなければダメ！という方でなければ、わざわざ日本から持ってくる必要はないだろう。ちなみにぽろちは、ダイショーの味塩こしょうとコンソメの素だけは、絶対に日本から大量に持ってきている。
醤油に関して言えば、種類は充実していると思う。しかし、日本では見た事がないパッケージの醤油が多い。出汁は、味の素のほんだしとシマヤのだしの素の二種類。ふりかけは種類が少ないが、3〜5種類は常備されていると思う（おとなのふりかけとその他）。
お好み焼きのソースやブルドックソースもある。また、写真のマヨネーズはキューピーマヨネーズではないが、他のお店に行けばキュピーマヨネーズがあるので安心して欲しい。
醤油等の調味料コーナーの裏に回ると、韓国中国の調味料や冷蔵・冷凍商品が陳列されている。中国系や韓国系の調味料はかなり充実している。
日本のカレーが食べれるのは，本当に嬉しい。
冷蔵コーナーには、お味噌やお豆腐、納豆、餃子の皮、キムチなどもある。
こちらのお店では何故か冷蔵コーナーに陳列されていないが、こんにゃくもある（他店では冷蔵コーナーにある）。
白菜、大根、ほうれん草、春菊、レンコンなどの野菜もある。
ちなみに白菜やほうれん草はセインズベリーなどのスーパーで普通に購入できるが、ほうれん草はサラダタイプのもので日本のそれとは違うし、白菜はかなり小さめ。用途に応じてチャイニーズスーパーを利用しよう。
麺類も比較的充実しているが、あまり日本では見かけないものの方が多い。日本のラーメンはほぼないと思っていた方がいいかもしれない。ぽろちと配偶者は、インスタントラーメンと素麺の揖保の糸だけは日本から大量に持ってきているが、うどんやおそばはここで購入している。お味もまずくない。大丈夫だ。
カップラーメンは中国と韓国のものが占めており、日本のものはないものに等しい。しかし、中国語のカップラーメンの中に我らが日清のものがあった。どうやら香港で作られているもののようであるが、実際に食べてみると日本のものとそう大差ない。これは我々にとって朗報だ。このカップラーメンについては、近々詳しくお伝えしたいと思っている。
おそらくこのチャイニーズスーパーが、個人的にはエディンバラ市内で一番日本食の品揃えが多いのではないかと思われる。中心地からは少々離れているが、徒歩で20分程だし、バスもあるので、アクセスには問題ないかと思われる。
日本食が購入できるお店は、海外で生活する我々の生命線である。他にも日本食を扱っているチャイニーズスーパーがあるので随時レポートしていきたい。
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