世界一迷惑!?隣人テロリスト。

また、あの隣人がやらかしてくれた。


既にご存知の通り、ぽろちと配偶者の隣人達は少々癖がある。特に下の階の隣人達はひと際強烈で、親切で日本語堪能だがストリップパブ勤務壁を伝うおならをかましてくる夫婦と、異臭を放つパンプスの持ち主で転倒して手すりを破壊したデブカップルだ。

おなら夫婦は、特別害はないし親切なので全く支障はないのだが、問題はとにかくデブカップルである。別にぽろちと配偶者は、彼らがデブだから悪いとは思っていない。デブ=悪、とは微塵も思ってないし、デブも1つの個性だし、というか一々デブだからという理由で気に留めることもない。もちろん自分がデブになることは嫌だが、他人がデブだろうと何の関係もないし、デブだろうと痩せだろうとぽろちと配偶者に害がなければ、どうでもいい。ぽろちと配偶者にとって、デブとはそういうものである。

しかし、このデブカップルは、とにかく人様に迷惑をかけまくる。おそらく、ぽろちと配偶者以外の全住民が、彼らに苛立ちを感じていることだろう。先日このフラットの大御所的存在の夫婦が、このデブカップルの数々の迷惑行為について嘆願書を出したそうだが、キレられて終わったらしい。自分たちの非を認めずキレてうやむやにする技、さすがだ。

ニートだと思っていたこのデブカップルは、自宅で犬のペットシッターかペットホテルを営んでいるらしい。実家にわんこがいるぽろちには、果たしてこのフラットでペットにとって快適なホテルを提供できているのか甚だ疑問ではあるが、度々違うわんちゃんを見かけるので、それなりに上手くいっているのかもしれない。

別にペットホテルを営もうと何だろうと、彼らの勝手ではある。しかし、ぽろちと配偶者は、かなり迷惑しているのだ。何が悪いかって、まず、わんちゃんを大事にしていないような振る舞いをしていることだ。現場を見たわけではないので定かではないが、預かっているわんちゃんを容赦なく叱るし、何故かそのわんちゃんを部屋には入れてあげずに階段や踊り場に長時間放置、散歩をさせている様子もないし、一緒に遊んでいる素振りもない。また、1日中大声でわんちゃんは鳴いていても何も対策をしない。夜中もだ。ぽろちも実家にわんこがいるのである程度のことは許容範囲だが、さすがに夜中まで鳴くのはいただけない。

また、わんちゃんのうんぴっぴを始末しない。フラット裏にある庭で、彼らは自分のわんこや預かっているわんこ達に排泄させているのだが、おしっちは大目にみるとしても、うんぴっぴをそのまま放置。理解に苦しむ。

極めつけは、先日ぽろちと配偶者の玄関前で、うんぴっぴとおしっちをされた。

その日仕事から帰宅した配偶者は、血相を抱えて家に飛び込んで来た。何事かと思ったら、配偶者が「玄関、くさい、うんぴっぴ、おしっち!」と意味不明なことをひたすら叫んでいたのだ。「なんとかして!はやく!」と絶叫している配偶者の後について玄関を出ると、これまた強烈な匂いが…というかうんんぴっぴの匂いが充満していた。そしてぽろちの目には、確かにソレとわかる存在がー。

ぽろちは我が目を疑い「いやいや、え…。ちょっと、え? 」という感じだった。家の前にうんぴっぴ?とりあえず一度、頭を整理するために家の中に入った。

「あれは…なに?」「だから!うんぴっぴだって!」「だれの?」「え、犬?」「犬のうんぴっぴってあんなに大きかったっけ…」「知らないよ!俺、犬飼ったことないし!」「まさか人とか…」「知らないよ!ぽろち、確認してきてよ!今すぐ!はやく!」と切羽詰まった配偶者に言われ、渋々ぽろちは確認しに行ったが、ちょっと大きすぎるため、犬のものなのか人のものなのか判断ができなかった。

まあでも犬のものだろうと、無理矢理結論づけたぽろちと配偶者は、唯一犬を飼っているデブカップル宛に、大急ぎで手紙を書いた。本当は「マジふざけんなよ」的なことを書きたかったが、そんなことできるわけもなく、「うんぴっぴがあるので、もしお宅のわんちゃんのものだったらお掃除していただけませんか…」とやんわり書いて、即行でポストにいれた。

翌朝、デブカップルからの報復に怯えつつ、恐る恐るドアを開けるとそこはいつもの風景、ホッと胸を撫で下ろした。しかし配偶者は、「アレは卑劣な罠だ!」と未だおかんむり。なぜなら、その日は偶然フェスティバル関連のチラシがフラットの建物の玄関に置いてあり、配偶者はそのチラシをみながら、意気揚々と口笛と共に我が家の玄関までやってきており、よもや大惨事、間一髪、急死に一生、だったらしい。

あのデブカップルがいる限り、我々の生活に平穏など無いのだ。

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