ついに本気のリアル紅茶!Clarindas Tearoom。

エディンバラにも春が来た!と思いきや、今週は冬に逆戻り。とても寒く雨は強く降り、時には雹までもが降る始末。しまったヒーターに再び頑張ってもらわないといけない、冷たいエディンバラです。そんな悪天候でしたが、天気を見計らって、スコーンを食べにカフェへ。普段スコーンはお家で焼いていますが、やはりお家で焼くのとお店で食べるのでは全然違うので、食べたくなります。


今回はカフェ、Clarinda's Tearoomにやってきました。場所はエディンバラ城とホーリールード宮殿を結ぶロイヤルマイルに位置し、ホーリールードにほど近い場所にあります。

正直、少々入りにくいカフェかな?というのが印象です。みんなウェルカム!という雰囲気ではなく、まるで既に出来上がった人間関係の中に途中から入る、といったような、入っていくのに少し勇気が必要でした。おそらくこじんまりとしたお店の上に満席だったので、なんとなく人のお家でお茶するような気持ちになってしまいました。


店内に入ると「店員を待たず空いている席に座って下さい」と表記されているので、店員さんの案内を待たずに席について下さい。席に座ると、素敵なお皿が壁中に飾ってあります。配偶者にとって、イギリスの庶民的ティールームとはこんなイメージなんだそうです。


少々緊張しながら、アールグレイを注文。なんとこちらのカフェは、ティーバックではなく、リアル紅茶!ついにイギリス系カフェで出会う事が出来ました。茶葉から淹れた紅茶は、とても美味しいです。ちなみに配偶者が注文したクリームティーには紅茶がセットになっていましたが、セットの紅茶はティーバッグの味がするとのことでイマイチだったので、アールグレイを2人分注文しました。


こちらが、クリームティーです。クリームティーとは、基本的には、紅茶、スコーン、ジャム、そしてクロテッドクリームがセットとなったものをさすようです。クロテッドクリームは通常のクリームより脂肪分が高く濃厚ということですが、このクロテッドクリームは濃厚とはほど遠く、水っぽくて残念でした。少々生クリーム系が苦手なぽろちには判断しかねますが、配偶者もこれにはちょっと期待はずれだったようです。

しかし、スコーンは本当に美味しいです。ぽろちはジャムなど何もつけずに食べる派ですが、このスコーンはそのものの味が良いので何もつけなくても楽しめるかと思います。


こちらは、ベイクウェルタルト(Bakewell tart)です。ベイクウェルタルトはイギリスの伝統的なお菓子の1つだそうで、タルト生地にジャムが入ったものが一般的だとか。ただ、こちらのベイクウェルタルトは、ぼそぼそしていて、食べていけば食べていく程口の中の水分が奪われていきます。こちらも少々残念でした。


こちらのカフェは、スコーンがおいしいという事と、ティーバックではなく茶葉から淹れた紅茶がいただけるということがポイントです。少し入りにくいかもしれませんが、観光でいらした時は、クリームティーを頼んでスコーンと別注文で紅茶にトライしてみて下さい。おすすめの味です。

★★★☆☆(3/5)
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