早食いの代償は、口内炎。イギリスの口内炎の薬。

配偶者は早食いだ。

空腹であるとそれはよりいっそう顕著で、いただきますをしてから無言で黙々と食べてしまう。その後、なぞのしゃっくりを一回。外食先では早食いではないのに、何故か自宅では異常に早食いだ。先日もまたガツガツと猛スピードで食べ始め、ぽろちに「ゆっくり食べて!」と忠告を受けた所で、突然配偶者は呻きだした。

どうしたのかと思えば、慌てて食べていた結果、唇の内側を噛んでしまったようだ。ぽろちの注意も聞かず早食いするからだ、とぽろちは自業自得だと思っていたが、二日後、残念な事に見るだけで痛々しい口内炎が2つ、配偶者の下唇の内側にできてしまった。

配偶者は口内炎ができると、よく噛まずに飲み込むようになる。そのため、今度はお腹の調子が悪くなるのだ。まるで子供か、と言いたくなる。自分の早食いや噛まずに飲み込むことを棚に上げ、「お腹壊しちゃったんだけど昨日変な物食べたかな?」と聞かれるとぽろちは非常に腹立たしい。このままほっとこうかと思ったが、さすがに気の毒なので、ブーツ(Boots)に出かけてイギリスの口内炎の薬を購入してみることにした。


ブーツの店員さんのおすすめを尋ねた所、bonjelaというメーカーの薬を薦められたのでこちらを購入。ちなみに、口内炎はmouth ulcers(マウスアルサーと発音)というようだ。thの発音が口内炎に障るのでもう少しふわっとした発音の言葉にしてほしかった、と配偶者はぶつぶつ文句を言っていたが、薬があるだけいいではないか。何故、文句言ってるのか意味不明だ。


寝る前、歯磨き後に早速ひと塗り。クール・ミント、と書いてあるだけあって、付けて数秒後、爽快感と共にまさに傷口に塩を塗り込むようなジリジリとした痛みに襲われ、1〜2分もだえる配偶者。軟膏というよりもジェルに近いので、口の中ですぐ溶けてしまいそうな気持ちになるとのことだが、とにかく大人しく就寝。

翌朝、配偶者が飛び起きて嬉しそうに2個の口内炎のうち1個の痛みがほとんどない!と報告してきた。どうやら、Bonjelaはアタリのようである。ここから朝晩と塗り続け、2〜3日後には完治。配偶者は口内炎があったことすら忘れている始末であった。口内炎が完治したのはいいが、再び早食いが始まり、早食いしすぎてお腹が痛くなったり、早食いしすぎてまた謎のしゃっくりが出たりと、かなり迷惑だ。

これまでに何度も早食い故に唇を噛み、口内炎を患ってきた配偶者。配偶者はとてもこのBonjelaがよく効いたと気に入っているので、イギリスで口内炎に悩まされている方がいらっしゃったら是非Bonjelaをお試ししては如何だろうか。

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