3. UK VISA Tier 5 (Temporary Workers Government Authorised Exchange) 

今回はUK VISA Tier 5 (Temporary Workers Government Authorised Exchange)申請のための、基本必要書類であるAppendix6 (Vaf9 appendix6)資金証明 (英語翻訳つき)についてお話したい。

Appendix6(Vaf9)という書類は、pdf形式のファイルをウェブサイト(3. Documents you must provide → full list of documents)からダウンロードできるので印刷し、手書きで記入する。この書類はビザ申請の際、窓口で原本で提出する書類である。

Appendix6(Vaf9)の内容はというと、
1) 自分の名前
2) 職場(Sponser)の情報
3) 自分の職について
4) Tier5内の細かなカテゴリ
5) CoS ナンバー
6) Maintenance (資金証明)
7) サイン
である。

細かな部分についての疑問は、ビザ申請当日、ビザセンターで書類を提出する際に聞く事ができるので、空欄にしておいても問題がないと思う。この書類で重要な部分はCoSナンバーとMaintenanceである。まず説明しなくてはならないのが、UK VISAはポイントベースシステムと呼ばれるシステムをとっているということ。ルールは簡単、必要書類を集めて目標のポイントを越えるとクリア、UK VISAゲット!というもの。一見ゲーム的要素を含んでいて楽しそうである。しかし、Tier5で求められているポイントは40ポイントに対して、獲得しうるポイントはCoSナンバーでの30ポイントと、Maintenanceでの10ポイントのみである。つまり、結局CoSとMaintenanceは必須ということ、全くこちらに選択権がないのである。何のためのポイントベースシステムなんだ、と甚だ疑問である。

話を元に戻そう。5)のCoSナンバーに関しては、前回お伝えしたようにイギリスの職場から送られてくるであろうCoSの書類に書かれている番号をAppendix6(Vaf9)に書けばそれでOK。30ポイントゲットである。問題はMaintenance、資金証明である。2015年1月現在では、直近の90日間以上連続して£945以上の貯蓄があることを証明しなくてはならない。資金証明その翻訳についてはぽろちのビザ申請についての記事をご覧頂きたい。

配偶者の場合、お恥ずかしい事に、直近の90日の間に指定の金額を下回ってしまった日が数日あったのだ。書類は必要以上に早く集めた配偶者であったが、資金証明の注意を完全に怠ったのである。これに気がついた時は顔が青くなった。

気をとり直して、Appendix6(Vaf9)をよく読むと、スポンサー側がMaintenanceを補償してもよいとのこと。配偶者は早速職場に連絡し事情をメールで細かく説明し、スポンサー側からMaintenanceを補償してもらうことを承諾してもらった。この場合、書類としては” View certificate of sponsorship”を先方に送ってもらい、それをコピーしたものが証明書として使用できる。その中の項目で、たとえ、Tick to confirm the sponsor certifies maintenance for the migrant: Nだとしても、Sponsor noteにmaitenanceが補償されている旨が書いてあればそれが優先されるのだそうだ。なんだか、曖昧で適当だな、、、と思いながらもMaintenanceを無事クリア。10ポイントゲットである。

ビザの中では資金証明が最も早くから気を使っておかねばならない条件の1つであると思うので、皆さんも配偶者のようなヘマを犯さぬよう、十分気をつけて欲しい。

UK VISA Tier 2 General Extensionの全記事はこちら
UK VISA Tier 2 Generalの全記事はこちら
UK VISA Tier 2 Dependantの全記事はこちら
UK VISA Tier 5 Temporary Workerの全記事はこちら
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