エディンバラのカリスマ美容師

前回、スコットランドのカリスマ美容師、Yasuko氏をご紹介させていただいた。この度、新年を迎えるにあたって、心身共に一新すべく、髪を切りに行くことにした配偶者。配偶者が通っている美容室を、是非皆様にご紹介させていただきたい。中心街プリンセスストリートから徒歩20分程の場所にある、ストックブリッジ(Stockbridge)にある、Vincent Bellだ。

海外在住の日本人の悩みの1つに必ず、散髪が上げられるだろう。実際ぽろちも、過去にエキセントリックな髪型にされたことがある、あまりに情けない己の髪型に絶望して、数ヶ月引きこもり生活を送った苦い思い出だ。ぽろちのように、イギリスの美容室を利用した結果、奇妙なおかっぱだったり、ヘルメットのような頭にされた、という笑い話を頻繁に耳にする。そういうわけで、海外在住の日本人は、美容室選びに非常にナーバスになるはずだ。


しかし、こちらの美容室Vincent Bellは、エキセントリックな髪型や奇妙なおかっぱの髪型になることはない。何度も通っている配偶者が自信を持って、皆様にお伝えする。本来ならば、配偶者のビフォーアフター姿をブログに掲載して皆様にしかとお見せしたいところだが、何せ大変お見苦しい。そして、恥ずかしい。そういうわけで、配偶者のビフォーアフター姿は省略させて頂くが、本当に日本で切っていただくのと大差ない髪型なので、ご安心いただきたい。

こちらは、配偶者の髪を毎回切ってくださる、イーサン氏。

(ご本人に撮影の許可を頂いている)

笑顔が素敵でチャーミングな、イーサン氏。大変物腰が柔らかく非常に優しく親切とのことで、「もし絶望的な髪型になったらどうしよう…」と心配している配偶者に、「こんな感じでどう?大丈夫?」と丁寧に聞いてくれるそうだ。

我々アジア人の髪質は、西洋人のそれとは全く違うのは一目瞭然。西洋人は、金髪は猫ッ毛で髪の量の少ない。それに対してアジア人は、直毛で硬く、量が多い。たとえ、上手と言われるイギリス人理髪師でもアジア人の髪質に慣れていないと、気に入る髪型にしてもらうのは難しいというのが通説であり、我々が海外で髪を切る時の最も不安に思うことなのである。


しかし、イーサン氏は、髪の毛のボリュームをしっかり落として欲しいという配偶者の注文通りにカットしてくれ、さらにもみあげも残してね!というわがままオーダーまで忠実にやってくれたのだ。それもそのはず、イーサン氏はカレッジでしっかり修行を積んだそうである。イギリスでは、トップスタイリストともなると、美容師としての知識の他に、建築の資格を持っている等、地位は高いと聞く。なぜ建築の資格を?と思うが、ヴィダル・サスーンや理容店の看板である赤白青のサインポールの原型を産んだのは、イギリス。歴史がきっと深いのだな、とひとまず納得しておくことにしよう。


ちなみにこちらが、料金表である。 スタイリストのランクで料金が変化するようなので、利用される方は注意していただきたい。

エディンバラでカットが必要になった時には、是非Vincent Bellのイーサン氏にお願いしてみてはいかがだろうか。おそらく必ず、イーサン氏は、希望通りの髪型に仕上げてくれるはずだ。

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