敬愛なるお米へ

週末は至る所のレストランやパブに出かけているが、なんやかんやでぽろちと配偶者はお米が大好きだ。ほぼ毎日お米を食べているし、ご飯のお供になるおかずを日々試行錯誤を重ねながら作っている。正直、ぽろちはお米さえされば大満足だ。


余談だが 、ぽろちは二ヶ月程前、今まさにこれからしばらく日本を離れエディンバラへ移住するという、センチメンタルで思わずホロリになるであろう感傷的な時に、突如お米に対しての熱い思いを再確認した。ぽろちは大急ぎで空港のコンビニへと走り、おにぎりを15個程購入して、12時間以上かけてエディンバラに旅立った。

おにぎりの賞味期限なんて気にしない。

参考までに、コンビニおにぎりは、世界一厳しいと言われるヒースロー空港のセキュリティーチェックに引っかかることなく、エディンバラに到着した。ちなみに購入したコンビニおにぎりは、もちろんぽろちが食べたかったのだが、既にエディンバラにいる配偶者へのお土産もかねて購入した。なので、機内では食べずに我慢していたのだ。しかし配偶者が遠慮なくそのほとんどを一瞬で食べてしまい、しばらくぽろちは放心状態だった。

しかしここは、イギリス。さすがにお米大好きの我々を唸らせるような「限りなく日本米クオリティーに近いお米」を購入できるとはもちろん思ってはいない。どうせ異国情緒溢れるお米(細長くパサパサとして外米)や生粋のチャイニーズ米しか購入できないだろう…と思っていた。しかし、日本米には劣るも、「限りなく日本米クオリティーに近いお米」に出会ったので、是非紹介したいと思う。

こちら、"NISHIKI"だ。


カルフォルニア産のお米のため生粋の日本米ではないが、粘り気もそれなりにあり、日本米とほぼ変わらないクオリティー。残念な点は無洗米との記載があるにも関わらず、研ぎ汁がかなり濁るため、無洗米の意味がないところだ。きちんと研いだ方が良いと思われる。


その点を除けばそれなりに満足できるお米だと思う。というか、海外でこのクオリティーは十分だと思う。これ以外にもおそらく「限りなく日本米クオリティーに近いお米」は売っているのだと思うが、今のところ我が家では、この"NISHIKI"で落ち着いている。こちらは4.54Kgでお値段は£12程。チャイニーズスーパーで必ず購入できる。ご丁寧に裏にはレシピも載せてくれている。


海外に住んでいる以上、日本米が手に入りにくいため仕方のないことなのだが、お米大好きと公言している身としては、日本米ではなくこの「限りなく日本米クオリティーに近いお米」で満足している、ということに非常に恐怖を感じている。もう、味覚が狂ってしまったのだろうか、と不安を抱えながら、今日もぽろちはお米を研ぐ。

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